水野の新刊『センスは知識からはじまる』、発売4日で重版決定!
4月18日(金)、gdc代表・水野学の新刊『センスは知識からはじまる』(朝日新聞出版)が発売されました。
朝日新聞出版からはこれまでに『アイデアの接着剤』(先日文庫化もされました!)『アウトプットのスイッチ』を出していただき、今回が三冊目です。
一貫してお伝えしてきたのは、きらめく天賦の才が無かったとしても、「技術」を磨くことで良いクリエイティブを生み出していけるはずだ、ということ。
『アイデアの接着剤』では、アイデアは天からの突然のお告げやひらめきで作られるのではなく、すでにある知識の掛け合わせによって形づくっていけるのだ、ということを。
『アウトプットのスイッチ』では、クリエイティブやデザインの完成度は、発想のすごさだけではなく最終的なアウトプットの「質」によって左右されるものであること、そしてそれを的確に生み出すために水野なりに編み出した思考プロセス(「~っぽい分類」)があるということを。
そして今作『センスは知識からはじまる』では、そこから更に広げて、「センス」そのものの磨き方について書いています。
きっと多くの方が、「お前ってセンスないな!」と言われたら、なんだか無性に凹むはず…(笑)。「できればないよりはあった方がいい」けれど、どうやって磨けばよいのかわからないのが「センス」ではないでしょうか。
“センスとは、知識を集積し、数値化できない事象を最適化する技術である”というのが水野の持論。
この本では、実際にグラフィックからインテリア、ブランディング、コンサルティングへと活動の幅を広げてきた水野自身が、知識を増やすことでそれらにまつわる「センス」を得てきたプロセスも具体的に書いてあります。
お陰様で、発売4日にして重版が決定!ご購入くださった皆様、書店の皆様、素晴らしい帯を書いてくださった阿川佐和子さんに、改めてお礼を申し上げます!
デザインやセンスが一層求められるようになった時代。デザインやクリエイティブの世界で働く方だけでなく、ぜひ多くの方に読んでいただけたら嬉しいです!
なお、5月25日(日)には、青山ブックセンター本店にて14:00~水野のトークショーが行われます。事前申込が必要、しかも有料とのことなのですが、お時間許すようでしたらどうか足を運んでいただけたら幸いです。