小林賢太郎演劇作品『ロールシャッハ』上演中

小林賢太郎演劇作品『ロールシャッハ』。2010年に初演され大好評を博した名作が、さらにパワーアップし再演中です。
すでに東京、静岡、広島、福岡、大阪、仙台の公演を終え、残るは名古屋、横浜、札幌の3箇所。
gdcは今回も、告知ビジュアルと、ポスター、パンフレット、Tシャツ等のデザインを担当させていただいています。

こちらは、公演ポスター。表面に透けているカラフルな迷彩柄は、実は裏面に刷られたものです。
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そして、フライヤーがこちら。
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ただし、フライヤー裏面には公演詳細情報が記載されているため、フライヤーの表面に透けている迷彩柄は、特殊な印刷加工により実現したものです。
今回のチラシとポスターには株式会社竹尾さんの「トーメイ新局紙」を使わせていただきました。紙と印刷加工の組み合わせでいろいろなことができることを改めて実感したフライヤーでした。

『伊藤若冲 感性インスパイア作品展』に出展します。

本日から、東京デザイナーズウィークで『伊藤若冲 感性インスパイア作品展』が開催されます。
現代のアートやデザインに多大なる影響を与えた伊藤若冲にインスパイアされた作品がずらりと並ぶ展覧会。クリエイターによる70作品と国際コンペティション30作品の計100作品が展示されます。

good design companyでは、若冲作品をモチーフにした「スカジャン」を制作しました。

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緻密な刺繍に更に色を塗り重ねて完成した、若冲の世界。
パンツやインナー、ブーツ等のスタイリングをしてくださったのは、スタイリスト伊賀大介さん。
是非展示会場でご覧いただけたら幸いです。

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『伊藤若冲感性インスパイア作品展』
2012年10月30日(火)ー11月5日(月)

東京デザイナーズウィーク2012 中央会場 TENT内
会場:明治神宮外苑絵画館前
時間:11:00–21:00(最終日 18:00まで)

good design company、デザイナー募集

good design companyではこの度、
下記要領で、デザイナーの採用募集を行います。

■デザイナー(若干名)
 経験者優遇。
 新卒者の場合は2013年3月卒業見込の方。
 試用期間3ヶ月間。

■給与
 210,000円~
 ※実績及び能力により優遇

■応募方法
 下記書類をA4サイズ内(複数枚可)でまとめ、ご郵送ください。
 応募書類の返却は致しかねますのでご了承下さい。
 1.履歴書(メールアドレス、写真貼付)
 2.職務経歴書
 3.志望動機
 4.好きなヒト、モノ、コト、スポーツ
 5.私が最も自慢できること
 6.作品 (コピー可)

■応募締切
 2012年10月20日(土)必着。
 書類選考の上、通過者のみ面接日をご連絡し、
 順次採用を決定致します。

■書類送付先
 〒150-0021
 東京都渋谷区恵比寿西1-31-12 FLEG代官山2F
 株式会社グッドデザインカンパニー
 採用担当

※メール等での細かなお問い合わせは
基本的にはお受けしかねますので、
何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

新ステーショナリーブランド『STALOGY』、発売開始!

good design companyがトータルディレクションを担当した新しいステーショナリーブランド『STALOGY』(スタロジー)が、10月1日から発売となりました。
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発売元は、ニトムズ。粘着技術の分野で世界有数の技術を持ち、特許も数多く持つ日東電工グループが母体です。
これまでに培ってきた粘着応用技術を礎に、機能にもデザインにもこだわった「ありそうでなかった」ステーショナリーが完成しました。

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手で簡単に切れる両面テープ。水に濡らすときれいに剥がれる壁紙用粘着テープ。独自の低粘度インクでなめらかな書き心地を実現したボールペン。100種類以上の紙の中から書きやすさを重視して選び抜き、最も書きやすい罫線を検証して生まれた色鮮やかなノート。のり面を大きく取ることではがれにくくしたフィルムふせん……。STALOGYの商品は、どれも確かな技術を備えているのが特長です。それでいて、価格は競合他社製品と同程度にぐんと押さえてあります。もちろん、デザインにもこだわり抜きました。本当に使いやすく、普段の生活の中で愛していただけるような文具が完成したと自負しています。
中でも、マスキング素材でつくった丸シールは、分類だけでなく、組み合わせて「画材」としても使える優れもの。窓に貼ると、光を透過してとてもきれいです。

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先行発売をしてくださった銀座の伊東屋さんや東急ハンズさんをはじめ、全国の文具店で順次発売が始まり、すでに大きな反響をいただいています。
ぜひ多くの方に、実際に使って頂き、この良さを実感していただけたら嬉しいです!

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慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の特別招聘准教授に就任しました。

good design company代表の水野学が、今秋から慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)環境情報学部の特別招聘准教授として、週に1回授業を持たせて頂くことになりました。

授業名は「ブランディングデザイン」。
SFCではこれまでにも、山中俊治さんと坂井直樹さんが担当されている「デザイン言語」の授業や、坂井直樹さんの研究会のゲスト講師として単発でお招きいただき、学生の皆さんの前向きさにとても刺激を受けていました。
ですが、こうして学期を通して授業を持たせて頂くのは初めてのこと。水野自身、とても楽しみにしています。

初回授業では、定員60名のところを450名を超す履修希望者が出てしまい、やむなく履修選抜を行うことに…。
履修選抜に落ちてしまった学生から、聴講希望のお問い合わせも数多くいただいたのですが、教室が狭いこともあって、すべてお断りせざるを得ない状況になっています。前向きなお問い合わせをくださった学生の皆さん、本当に申し訳ありません!
今後、ゲストを招いた公開授業もできたらと思っているので、そのときはまた多くの方に足を運んで頂けたらうれしいです。

SFCの皆さん、どうぞよろしくお願いします!

『THE 大椀』~北大路魯山人の「日月椀」を生んだ辻石齋氏が全面協力

『THE 大椀』

お椀の歴史を紐解こうとすれば、有史以前に遡ります。わたしたち「THE」がお椀を制作しようと決めた一番の理由が、そこにあります。誰かが設計したものではなく、人々が欲し、自然発生的に生まれたもの。あえて、それをあらためて設計しなおすことに挑戦しようと考えたのです。

過去に生まれた数多くのお椀の中で、最も有名なひとつであり、名品と讃えられるのが、北大路魯山人による『日月椀』です。
日月椀は、北大路魯山人と、加賀・山中塗の名塗師である二代目辻石齋が共作した傑作。辻家の歴史は江戸時代にまで遡ります。

初代辻石齋は、木地師として出発しました。二代目辻石齋は、明治時代に加賀蒔絵の第一人者となり、木地師、塗師としてその名を高めます。同時に、芸術家として美食家として多彩な才能を発揮した北大路魯山人に、漆器の造形と蒔絵の指導をし、互いの感性を磨きました。やがて二人が辻家の工房で共作したのが、名作『日月椀』です。以降も、辻石齋の手による漆器茶道具は、三千家御用達となるなど、当代(五代)に至るまで多くの茶人の心をとらえ続けてきました。

THE大椀は、当代である五代目辻石齋氏の全面協力を得て、辻石齋氏自らが作り上げた椀。魯山人の時代に生み出された日月椀とまったく同じ形状で、製造工程もほぼ同じです。唯一異なるのは、和紙を用いた一閑張りを施していないことのみ。栃の木を使い、丁寧な手仕事を繰り返し重ねてつくり上げています。
当代辻石齋氏により現代に蘇った、お椀の中のお椀。それが、THE大椀です。通常、この価格で販売することはできませんが、当代辻石齋氏がこのプロジェクトに賛同してくださり、数量限定生産で実現しました。
多くの人々の心を捉えて離さなかった名品の魅力を、日常使いの中で、どうぞ楽しんでいただけたら幸いです。

漆器は取り扱いが難しいと思われがちですが、普通の食器と同じように、スポンジに食器洗い用洗剤(研磨剤なし)をつけて洗っていただけます。ただし、直火、電子レンジ、オーブン、食器洗い洗浄乾燥機等でのご使用はお控えください。

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生命と遺伝子の営みが、発生と進化と淘汰を繰り返し、
数多の愛すべき無駄を携えながら最適な姿へと形を変えてきたように、
人の歴史と共に生まれた数多くのモノたちも
愛され、やがて消え、姿を変えながら、進化を続けてきました。

そして、今。
わたしたちは、こんな風に思い始めています。
そろそろ、「これこそは」と呼べるものが欲しい、と。

世の中の定番を新たに生み出し、これからの「THE」をつくっていくこと。
世の中の定番と呼ばれるモノの基準値を引き上げていくこと。
本当に「THE」と呼べるモノを、生み出していくこと。
わたしたちは、そんなモノづくりを目指していきます。

THE
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『THE 椀』~数百種類の椀を検証し生まれた、最もお椀らしいお椀

中川政七商店が運営、『THE』も出展する展示会「大日本市」が、9月4日~7日まで東京・有明フロンティアで、9月11日~12日まで大阪・ハービスホールで開催されます。
まだ一般販売されている商品が少ないのですが、『THE 椀』と『THE 大椀』(おおわん)は、新宿伊勢丹本館5F「大日本市」売り場での販売をスタートしました。

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『THE 椀』

椀の歴史を紐解こうとすれば、有史以前に遡ります。わたしたち「THE」がお椀を制作しようと決めた一番の理由がそこにあります。誰かが設計したものではなく、人々が欲し、自然発生的に生まれたもの。あえて、それをあらためて設計しなおすことに挑戦しようと考えたのです。

日本人の暮らしに深く馴染んでいるお椀とは、いったいどんなものであるべきか。数百種類のお椀を検証し、百種類以上を実際に取り寄せ分析した上で、「最もお椀らしい形」を追求しつくりあげたのがこのお椀です。
手に馴染むなめらかなフォルムにより、洗いやすく、傷がつきにくくなっています。蓋は、閉じたときの形だけでなく、小皿として使っていただく際の美しさと使いやすさも考慮しました。

製造にあたっては、伝統技法を守り抜き、化学塗料を一切使わずに丁寧に手作りしています。椀木地には国産の水目桜を用い、越前の木地師が細い鉋を使って木地を回転させながら丁寧にくり抜いていく「轆轤(ろくろ)挽き」という方法で仕上げています。
器本体には身付・上渕・高台の3箇所、蓋も合わせると6箇所に、「布着せ」と呼ばれる処理を施しています。薄い箇所に布を貼り補強するもので、これにより、器が壊れたり割れたりしにくくなります。漆の下地は最も丈夫とされる「本堅地」で仕上げ、上塗りは、吹きつけではなく刷毛塗りで一つ一つ丁寧に塗り上げています。8ヶ月間かけて作り上げました。

漆器は取り扱いが難しいと思われがちですが、普通の食器と同じように、スポンジに食器洗い用洗剤(研磨剤なし)をつけて洗っていただけます。ただし、直火、電子レンジ、オーブン、食器洗い洗浄乾燥機等でのご使用はお控えください。
漆器は、もしも割れたり欠けたりヒビが入ってしまっても修復が可能です。単に上から漆を塗り直すのではなく、傷んだ下地部分を修復してから漆を塗り上げますので、末永くご愛用いただくことができます。ご希望の際にはどうぞ下記までお問い合わせください。

株式会社漆琳堂
〒916-1221 福井県鯖江市西袋町701
TEL 0778-65-0630 FAX 0778-65-0697

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生命と遺伝子の営みが、発生と進化と淘汰を繰り返し、
数多の愛すべき無駄を携えながら最適な姿へと形を変えてきたように、
人の歴史と共に生まれた数多くのモノたちも
愛され、やがて消え、姿を変えながら、進化を続けてきました。

そして、今。
わたしたちは、こんな風に思い始めています。
そろそろ、「これこそは」と呼べるものが欲しい、と。

世の中の定番を新たに生み出し、これからの「THE」をつくっていくこと。
世の中の定番と呼ばれるモノの基準値を引き上げていくこと。
本当に「THE」と呼べるモノを、生み出していくこと。
わたしたちは、そんなモノづくりを目指していきます。

THE
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新文具ブランド『STALOGY』

good design companyがトータルディレクションを手がけた新規文具ブランド『STALOGY』(スタロジー)。
7月に行われた文具の展示会ISOTで発表され大好評を得て、現在、10月1日の発売に向けて製造を進めている最中です。
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つくっているのは、粘着素材で随一の技術を持つニトムズ。確かな技術を礎に、“ありそうでなかった”文房具を生み出しました。

たとえば、この丸シール。実は、マスキングテープと同じ素材で出来ています。そのため、貼り直しが自由自在、重ね貼りもOK。光を美しく透過するので、窓に絵を描くなど画材として使うこともできます。水野は、こどもと一緒にどんな絵を描こうか思案中だとか。
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ほかにも、芯が折れないシャープペンシル、手で切れる両面テープ、壁に貼っても水で濡らせば剥がれる両面テープ、検証を重ねた上で最も書きやすい罫線の太さを実現したノート……などなど、どの商品もみな、語れる素晴らしい”技術”を持っています。しかも、価格は他社製品と足並みを揃えた手頃な値段を実現。すでに、様々なお店から取り扱い希望のお問い合わせをいただいているようです。

一年前、まだブランド名もないゼロの状態から関わってきたので、展示会で、商品が初めてずらりと並んだのを見たときは感激でした。
先日、ティザーサイトもオープン。
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秋には、本サイトをお披露目出来る予定です。

HUNTING WORLD × VERY、究極の子連れトート。

good design companyがディレクションを担当した、ブリヂストン×雑誌「VERY」のコラボによる子乗せ付き自転車『HYDEE.B』。発売から一年で売上げは一万台超、空前のヒットを記録しました。

そんなVERYとのコラボ商品に、good design companyがもうひとつ関わらせて頂きました。
HUNTING WORLDとVERYによる究極の子連れトートです。

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手前味噌ですが…このバッグ、あらゆる点でかゆいところに手が届く、まさに究極の子連れトートになりました。MとLの2サイズあるのですが、どちらもものすごく使いやすいのです。
以下、実際に使ってみた上での感想なのですが…

1.バッグの内側が撥水ナイロン
汚れたタオルや濡れた洋服も、気にせず入れられます。

2.ドリンクホルダーがついている
バッグ内側にナイロン素材のドリンクホルダーがあり、ペットボトルや哺乳瓶等をホールドできます。暑いこの時期、走り回る我が子にさっとお茶を飲ませたいとき、本当に助かります!

3.床に置いたとき自立する
厚みのある帆布を使っているので、バッグが自立してくれます。地面に置いても汚れにくく、ちょっと両手を空けたい時にもとても助かっています。

4.バッグの開閉口がファスナー付
しかも上部内側に蓋のように布がついているので、ファスナーを閉めなくても中身が見えづらく、閉めたときに窮屈にもならない仕様です。

5.インナーポケットがたくさんついている
子どもを抱きながらバッグの底の鍵を手探りで探す…というあのストレスから解放されました!

ほかにも、持ち手にレザーがついていたり、大きめの外ポケットが2つついていたり。そしてなんといっても、

6.斜め掛けが出来る!(Mサイズのみ)
子どもが歩けるようになると、斜め掛け可能なバッグは必須アイテム。本当に助かっています。

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HUNTING WORLDはもともと、砂漠やサファリへの冒険に出かけるセレブリティのために生まれたブランド。このバッグ作りを通して、その丁寧なものづくりと製品クオリティの高さに感銘を受けました。
開発によって行き場を失いつつあるボルネオ島の象を保護すべく、長年チャリティにも取り組んでいるそうで、このトートバッグも、売上げの一部がボルネオに寄付されるとのことです。

HUNTING WORLD
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※この写真は、先月研修のためgdcスタッフ全員で訪れた竹富島で撮影しました。星のや竹富島、きもちのいいところでした!
※そういえば…3ヶ月ほど前から、水野がVERYで連載を持たせて頂いています!

東京ミッドタウン『MIDTOWN ♥ SUMMER 2012』& 5th ANNIVERSARY

9月2日まで開催中の東京ミッドタウン『MIDTOWN ♥ SUMMER』。今年もgood design companyがビジュアルを担当させていただいています。

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ミッドタウンの夏の風物詩・高さ60mまで打ち上がる水と幻想的な光のショー「MIDTOWN WATER WORKS」、ミッドタウン内に流れる小川に足を浸して涼める「ASHIMIZU」、芝生の上でモヒートを飲みながらの夕涼みが心地よい「MIDPARK CAFE」など、毎年人気のイベントばかり。ぜひ大勢の方に足を運んで頂けたら嬉しいです。
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そんなミッドタウンは、今年の春に5周年を迎えました。gdcでは、5周年のビジュアルも担当させていただきました。

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春は桜、GWは新緑と芝生、夏には涼やかなイベントを楽しめる東京ミッドタウン。この存在によって、六本木の街は大きく変わったなと改めて感じます。これからの季節、秋には芸術やデザイン関連のイベントが、クリスマスにはイルミネーションが控えています!