2010年、あけましておめでとうございます。
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
新年の幕開けにふさわしいニュースが届きました。
水野が審査員を務めさせていただいているデザインコンペ「Tokyo Midtown Award」。この第1回目・2008年の「審査員特別賞(水野学賞)」受賞作『富士山グラス(Fujiyama Glass)』が、ついに待望の商品化!昨日から、店頭に並びました!
日本の象徴のひとつとも言える、富士山。
『富士山グラス』は、グラスにその雄姿を重ねて作られました。
注ぐ飲み物によって、表情の異なる多様な富士山が現れます。
雪に覆われ、金色に光り輝く富士。朝日に染まった赤富士…。
デザインは鈴木啓太さん。
この繊細なフォルムは、日本トップレベルの技術を持つ職人の方がひとつひとつ丁寧に手作りすることで、ようやく形にすることができたそうです。仕上がりはとても美しく、飲み口の薄さや口当たりも絶妙。これでビールを飲んだら、最高に美味しいはずです…!
good design companyは、商品化にあたり、パッケージデザインやパンフレット制作を担当させていただきました。
商品はひとつずつ、焼き印が押された桐箱に入っています。箱に入った状態でも、とても端正で品のある佇まいです。
このアワードのテーマは「日本の新しいおみやげ」でしたが、まさしく日本のお土産の新定番として、或いは日本国内で様々なシーンの贈り物として、自信を持ってお薦めできるアイテムに仕上がっています。
一部リリースでは昨年中の発売を告知していたのですが、いくつものこだわりにより年を越し、ようやく満を持しての発売。すでに、多数の問い合わせが殺到しているとか。
東京ミッドタウン内では、地下1Fの「Green DeLi」で発売が開始されました。「THE COVER NIPPON」でも取り扱われる予定とのことです。
かつて葛飾北斎は富嶽三十六景を描きましたが、このグラスに様々な飲み物を注げば、三十六景と言わず、何十種類もの「自分だけの富士山」をどこでも楽しむことができそうです。
■富士山グラス (Fujiyama Glass)
価格:3776円(税込) 製造販売元:菅原工芸硝子株式会社