掲載情報 &「SCHOOL OF DESIGN」トークイベント

掲載誌がいくつか出ています。

『広告批評』今月号の特集は『TOKYOアートディレクターズ』。
「9人のアートディレクターによるTOKYO」と題して、
good design company代表・水野学のほか、石井 原さん(風とバラッド)、 菊地敦己さん(bluemark)、古平正義さん(FLAME)、佐野研二郎さん(MR_DESIGN)、手島 領さん(蛍光TOKYO)、 戸田宏一郎さん(電通)、平林奈緒美さん(Plug-in Graphics)、 森本千絵さん(goen)の制作物やインタビューが載っています。
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『ブレーン』3月号『効くデザイン~新商品開発のストーリー』では、gdcがトータルでクリエイティブディレクションを行っている代官山のコスメブランド「MAMEW」が取り上げられています。
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最近では、日本国内だけでなく、海外からの評判もかなり高まっているというMAMEW。ウェブでのオンラインショップもそろそろバイリンガルに切り替えるべきか?と、嬉しい悲鳴を上げているところです。(店舗スタッフは英語が堪能なので、外国からのお客様もOKだそうです!)
この取材では、コピーライターの渡辺潤平さん、カメラマンの日下将樹さんというMAMEWチームも久しぶりに揃い、笑いの絶えない楽しい取材となりました。
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『デザインノート』最新号は、『ポスターデザイン』特集。
ここでは「SCHOOL OF POSTER DESIGN」と題して、書籍『SCHOOL OF DESIGN』を共に著した、 古平正義さん、平林奈緒美さん、山田英二さんと水野学がポスターについての『デザイン格言』を発表。4人による対談も載っています。
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来る2月21日(木)には、SCHOOL OF DESIGNの4人によるトークイベントが横浜美術館で開催されます。参加無料ですのでお時間のある方はぜひ足を運んでいただけると嬉しいです。

トーク・イベント『“デザイン”って何?』
◎2008年2月21日(木)13:30~15:30 横浜美術館にて
◎参加無料
http://www.yaf.or.jp/yma/detail.php?num=29

『ひとつぼ展』の審査員をさせていただきました

先日、gdc代表・水野学が『ひとつぼ展』の審査員をさせていただいてきました。
『ひとつぼ展』は、ガーディアン・ガーデンでの 個展開催を最終目的とした二次審査制の公募展。 グラフィックアート、写真の 2部門で年2回開催されています。

今回行われたのは、グラフィックアートの一次審査。送られてきたポートフォリオの中から、通過者10人を選びます。
審査員は水野のほか、浅葉克己さん、ナガクラトモヒコさん、メグホソキさん、そして大迫修三さんの計5人。
審査は深夜にまで及び、終わると全員ぐったり。とはいえ終了後は軽い打ち上げを行い、楽しいひとときを過ごさせて頂いたようです。

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このコンペの特徴は、一次審査通過者10人が、各自、1坪(1.82×1.82m)のスペースの中で作品を構成し、発表するというチャンスを与えられること。展覧会会期中に、出品作品をもとに出品者と審査員が直接対話をし、公開二次審査会によってグランプリが決定します。
そして、グランプリ獲得者に約束されるのは、個展の開催。
ここから輩出された売れっ子も数多くいる、注目のコンペです。

公開二次審査は、今年春。
いったいどんな作品が並ぶのか、今からとても楽しみです。

対談延期のお知らせ & J-WAVE出演情報

お知らせです。
明日1/27(日)に予定されていた水野学と坂井直樹さんの対談、「SAKAI PODCASTS」の公開録音は、ご都合により急遽3月に延期となりました。
日程が決まり次第、このgdc notesでまたご報告させていただきます。

今日は、先週に引き続き、バイオリニスト葉加瀬太郎さんの番組
J-WAVE「ANA WORLD AIR CURRENT」(19:00~19:54放送)
に水野学が出演させていただきます。
先週大盛り上がりして「次週に続く!」となったこの番組、今日もきっと楽しい内容になると思いますので、ぜひ聴いてみて下さい。

FM局として不動の人気を誇るJ-WAVE。今年で20周年だそうです。
good design companyでは、20周年記念ロゴとポスターのデザインを担当させて頂きました。

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おめでたい節目ということで、贈答品や封筒に付けられる水引をモチーフにした、gdcオリジナルの水引フォントを開発してみました。このロゴは、今年1年間、様々な場面で使われていくそうです。
20周年を記念した企画やイベントの展開もいろいろと予定されているとのこと。今年のJ-WAVEには注目です。

「Real Desgin」で7ページに渡り特集していただきました

先日発売されたばかりの『Real Design』は「日本をつくる・うごかすデザイナー50人/欲しくなるデザイン」特集。

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good design company代表の水野学も、首都高事故削減プロジェクト「TOKYO SMART DRIVER」の話をさせていただいています。が、1ページだけ…?
と思いきや、誌面後半のインタビューページ「僕らのプロダクト」で、なんと7ページに渡り特集していただきました!
最新の仕事なども色々と載せていただいています。
この号では他に、gdcのオフィス写真や今年の年賀状なども掲載されています。機会があればぜひご覧下さい!

そして、今現在OA中のラジオ、J-WAVE「ANA WORLD AIR CURRENT」は、今週に引き続き来週もゲストとして出演させていただきます。葉加瀬太郎さんとの収録は、本当に楽しい時間でした!
ぜひ1/26(土)も聴いてみてください。19:00~19:54放送です。

最後に、告知をもうひとつ。
来週末・1/27(日)に、原宿のKDDIデザイニングスタジオにて、コンセプター・坂井直樹さんと水野学の公開対談が行われます。
入場無料でもどなたでもご参加いただけますので、ぜひたくさんの方にご来場いただけると嬉しいです。

■ 「SAKAI PODCASTS」公開録音
日程: 2008年1月27日(日)
時間: 17:00~18:00
場所: KDDIデザイニングスタジオ(原宿)
出演者
 ゲスト:水野学(アートディレクター/good design company 代表)
 ホスト:坂井直樹(コンセプター / waterdesignscope)
◆入場無料

ウルトラマンとgdcの意外なつながり。

ゼットン、レッドキング、バルタン星人、えーとあとは…。
いったい何の話かと言うと、こちら。

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昨年12月から六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催中の「ウルトラマン大博覧会」のためにgood design companyが制作させていただいた、特別限定ポスターです。
ポスターを作るにあたりgdcが開発したのは、オリジナルの「ウルトラマンフォント」!人気怪獣達から初代ウルトラマンやウルトラセブンまで、人気キャラクターを使ってウルトラマン文字を作りました。
今のところgdc内の人気は、ウルトラ警備隊を使った「U」とバルタン星人を使った「T」に二分されていますが皆さんはいかがでしょう?

この限定ポスターは2枚組での販売。もう1枚は、貴重な原画を約70点使用しあらゆる印刷加工技術を総動員して仕上げたコラージュポスターを作りました。マニア垂涎の懐かしいシーン満載です。
と同時に、デザイナーにとっては、これ1枚あれば一通りの印刷加工技術が学べてしまうという便利なポスターとも言えるかもしれません。

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ウルトラマンといえば、日本のヒーロー・特撮ものの歴史を変えた貴重なキャラクター。
オリジナルポスターは、限定100セット。数が限られていることもあり、かなりいいお値段で販売されているそうですが、ポスターに興味がある方もない方も、是非会場に足を運んでみて下さい。ウルトラマンファンならずともなかなか楽しめる展示になっています。
開催は1月20日(日)までです。

2008年の始まりに。

mizuno notes:
あけましておめでとうございます。
いつも本当にありがとうございます。

昨年5月から始まったこのブログは、
まもなく35万ヒットに手が届きそうです。
インターネットの世界においてはごくわずかな数字ですが、
スタッフ10数名の小さなデザイン会社が
様々な方から注目していただき応援していただけていることは、
自分にとっては
この上ない幸せであり、この上ない喜びです。
本当に、本当に、ありがとうございます。

2008年が始まりました。
自分自身も35歳になり、今年で36歳になります。

独立したのは、1998年でした。
1999年4月に代官山に小さな事務所を構え
2001年11月には有限会社とし
2008年の今年で10周年を迎えることができました。

現在の good design company は、
とても幸せな環境で仕事をさせていただいています。
『足るを知る』という言葉がありますが、
それで言うと、100%以上に『足りて』いるとすら感じます。
これもひとえに、今まで出逢った全ての方々と
現在を支えて下さっている本当に多くの皆様のお陰です。
改めて、心より深謝申し上げます。

とはいえ、
デザイン/アートディクレクションはやればやるだけ奥が深く、
決して、この恵まれた環境に甘んじるつもりはありません。

「デザインとは、“よくすること”」。
グッドデザインカンパニーという極めて直球な社名は、
そんな想いを込めて付けたものです。
これからも
「デザインでよくすること」を目指し、
スタッフと共に、一層精進して参りたいと存じます。

皆様、本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

good desing company 代表
水野 学

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スタッフからのお知らせ:
前回お知らせした水野学出演ラジオ、J-WAVE「ANA WORLD AIR CURRENT」の放送日が変更になりました。
1/19(土)、26(土)と、2週に渡っての放送となります。(19:00~OA)
どうぞ宜しくお願い致します。

今年1年お世話になりました。来年も宜しくお願い致します。

今年最後の仕事は、J-WAVEでのラジオ収録。
葉加瀬太郎さんがナビゲーターを務める「ANA WORLD AIR CURRENT」(毎週土曜日19:00~19:54 OA)のゲストとして水野学が出演させていただきました。
(放送は来年1月12日の予定です)

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収録時間は30分程度の予定だったのですが、話が盛り上がりすぎてなんと2時間に!それでも足りず、収録後は2人で「今度ぜひ飲みに行きましょう!」と固い握手。
2007年の最後に、またすてきな出逢いをさせていただきました。

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2007年のgood design companyは、出逢いに恵まれた1年でした。
より良いもの作りを目指し共に臨んでくださった、カメラマンやコピーライター、スタイリストといったスタッフの皆さん。
取材や講演で知り合った多くの方々。
さまざまな刺激をくれた、異業種で活躍する友人達。
そして、素晴らしいクライアントの方々にたくさん出逢うことができたのも、本当に幸せでした。「クライアント」と「発注されている側」であることすら忘れて、共に語り合い、共に考え、感動を共有させていただきながら創り上げていける機会をたくさん与えてくださったことに、心から感謝いたします。

good design company一同、2008年も一層精進して参ります。
皆様、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

gdcの若手デザイナー3名、『ブレーン』に載せて頂いています。

昨日発売されたばかりの『ブレーン』1月号は、「広告・デザイン界を動かすU-35」。35歳以下のクリエイターの様々な声が載っています。

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特集のひとつ、『U-35の仕事哲学 ~国内外若手クリエイター120人の言葉~』には、good design companyから3名が登場させていただいています。
入社4年目の同期デザイナー、相澤千晶・上村昌・古屋貴広です。

こんな場で自社スタッフを褒めるのは変ですが、gdcのスタッフは皆、前向きな頑張り屋ばかり。中でもこの3人は、近頃ぐんと頼もしくなってきました。若手スタッフがこうやって雑誌に取り上げていただけるのは本当に嬉しいです。

gdc代表・水野学も別の企画で誌面に登場させていただいています。
『トップクリエイターが注目するU-35』。
ここでは水野が、以前、過酷なウラジオストクロケで素晴らしい写真を撮って下さったカメラマン・鈴木心さんをご紹介させていただいています。
彼はまだ28歳ながら、技術と感性の両方を兼ね備えた優秀なカメラマン。先日スタジオから独立し、KiKi inc.所属に。今後ますます活躍が期待される若手です。

…ちなみに、いま隣では水野が、
「オレもまだギリU-35だ!ギリ若手だーっ!」
とアピールしております。

漢字は「寿」、横にすると「happy」。

忘年会シーズンまっさかり。3連休にクリスマスイヴまで重なって、いつもは静かな代官山の街も夜中まで賑わっています。
相変わらず仕事ばかりでさっぱり忘年会に参加できていませんが、先日、唯一参加できた会はかなり密度の濃いものでした。

文楽の太夫・ 豊竹咲甫大夫さんと共に、それぞれの友人に声をかけていったら、総勢22人もの大所帯に。
しかも、伊賀大介さん(スタイリスト)、北山陽一さん(ゴスペラーズ)、小石原はるかさん(ライター)、小柳敦子さん(ギャラリー小柳)、酒井雄二さん(ゴスペラーズ)、嶋浩一郎さん(博報堂ケトル)、杉本博司さん(写真家)、鈴木心さん(カメラマン)、ソニア・パークさん(スタイリスト)、鶴澤清馗さん(文楽・三味線)、長嶋有さん(小説家)、山田早苗さん(コム・デ・ギャルソン取締役)、吉村靖孝さん(建築家)・真代さんご夫妻…などなど、ジャンルは違えど各分野で活躍していらっしゃる方ばかりが揃いました。
楽しく飲み、語らい、興味深い話もたくさんお伺いすることが出来て、充実の一夜を過ごせました。

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初対面同士もいたので、最初は名刺交換から。
そこで話題を呼んだのが、長嶋有さんの名刺でした。
good desing company作のこの名刺は、一見極めてシンプル。でも、「倒して」「かざす」と、マークの部分が違う見え方になる…という、ちょっとひねったものになっています。
いつのまにやら『モテ名刺』と命名され(実際にモテるかは不明)、忘年会は一時、「俺もモテ名刺欲しい!」「私も~!」と『水野学への名刺発注会』と化したのでした。

有さんの名刺の秘密にもなっているのが
『漢字を横に倒し、崩していくと同じ意味の英単語に見えてくる』
という発見。
数年前、篆刻など古い文字の資料を見ていた水野とgdcスタッフが気付き、実際にgdcの過去の制作物にも使っています。
寿を崩していくとhappy、真を崩していくとtrue…。
ただの偶然!と言ってしまえばそれまでですが、意外といろいろな漢字に当てはまるから不思議です。
漢字文化とアルファベット文化。実はもともとはひとつの象形から発祥していて、文字が作られていく過程で縦書きと横書きの違いから変わっていったのでは?なんて大胆仮説を考えてみたりしています。

ではではみなさま、良いクリスマスを…!

片付けとデザインの相関関係。

「いつか使うかも」。そんな理由で色々なものをとっておいた経験、多くの方が持っているのではないでしょうか。結局、その「いつか」が来ないまま数年が経過してしまったりして…。

今年もあと10日あまり。gdcでは目下、仕事をなんとか終えるべく猛烈追い込み中。
そしてその合間には、ギャラリースペースでもスタッフが奮闘中!若手が中心となって、大整理が行われているのです。

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そもそもは、年末の大掃除をどう進めるか、という話でした。
ところが、資料やロケ用小物などをよくよく見直してみると、実は要らない代物がたくさんあることが発覚。
これは、「年末の大掃除」レベルではどうにもならないぞ…。

そこで、片付けと収納の達人・水野のアドバイスの下、まずは収納スペースから一旦物を出すことに。
物が溢れかえり、すさまじい状態になったギャラリー。ほんとに片付くのか?と、誰もが不安になった瞬間でした…。
しかし。

1:散らかす(現状の容れ物から全て出す)
2:分別する(必要なものと不要なものを分ける)
3:分類する(種類、サイズ…)
4:収納する(統一フォーマットを決める)

という段取り通り、着実に進めていくと…

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おお!
片付いてきました!

水野曰く、「片付けとデザインは似ている」のだそうです。
1:散らかす(現状の考え方の枠をはずして、徹底的に調べる)
2:分別する(その情報の中から必要なものと不要なものを分ける)
3:分類する(大切なものを見極め、伝え方を整理する)
4:収納する(アウトプットの方法を考えデザインしていく)
なるほど!

ギャラリースペースはgdcの玄関。
片付けが終わるまでもうしばらくは、足を踏み入れたお客様を驚かせてしまうかもしれませんが、何卒ご容赦ください…。
すっきりと新年を迎えられるよう、仕事も片付けも頑張ります!