『ピンクのチェッカーフラッグ』= 東京スマートドライバー。
小林賢太郎プロデュース公演(KKP)『TAKEOFF』は、今日から東京公演がスタート!我々も、劇場に足を運ぶのを楽しみにしています。
ところで。
先週日曜日から、JR千駄ヶ谷駅前にこんなものが出現しています。
『TOKYO SMART DRIVER』のピンクのチェッカーフラッグにくるまれている柱は、首都高の橋脚!外周8.3m、高さ5.5m。巨大な幕に、2本の橋脚がそれぞれすっぽりとラッピングされています。
千駄ヶ谷駅近くの国立競技場付近で10月31日から開催される「Design Tide」とのコラボ企画なのですが、こんな場所をお借りできたのは、首都高のみなさんのご尽力があってこそ。
『高速道路の橋脚』という公共の場所に、こんなラッピングができるなんてすごい!おそらく日本初の試みだろう、とのことです。
「Design Tide」にご来場された皆様、ぜひこの「TOKYO SMART DRIVER橋脚」もご覧ください。近くで見ると、かなり迫力あります。そしてぜひ、スマートドライバーの仲間に入ってください!
首都高の事故が減れば渋滞が減る。そうするとCO2の排出量も減り、結果、なんとエコにもつながる。手前味噌ですが、『TOKYO SMART DRIVER』は、本当に意味あるキャンペーンだと思います。
デザインに携わる者としては同時に、“高速道路という公共の場に『デザインの力』が入った初めての試み”としても嬉しく思います。
今回、gdcは『ピンクのチェッカーフラッグ』というシンボルパターンを作りました。『ロゴ』ではなく『シンボル “パターン”』にしたのには、狙いがあります。
横に長いスペース、縦に長いスペース…。シンボル “パターン”であれば、どんな場所にでも自由自在に展開できる。このキャンペーンを広がりやすくするために、レイアウトの自由が利くものにしたいと考えたのです。
例えば。現在UOMO誌上で連載されているスマドラリレーインタビューでは、毎回、企業とのコラボによるスマドラグッズを制作していただいています。ピンクチェックのレイアウトは、商品の形や性格に合わせてその都度違います。
また、首都高の料金所には、ピンクのチェッカーフラッグを使った横断幕をどんどん増設していっています。コピーによって、レイアウトはすべて違います。
どんなレイアウトであっても、『ピンクのチェッカーフラッグ』を見たら『TOKYO SMART DRIVER』を連想してもらえるようにしたいなあ…。そんな風に思いながら、制作しました。
また、耳で聞いただけの人でもビジュアルを想像できるように…ということも考えました。「ピンクのチェッカーフラッグ」なら、ラジオでこのキャンペーンを耳にした人でも実際のビジュアルを想像できるのでは?と思ったのです。
東京スマートドライバーは、今後も様々な展開を計画中。たくさんの人に知っていただき、スマートドライブをもっともっと普及させることで、事故を少しでも減らしていけたらと思っています。