必見。アーティスト・吉崎恵理 × 雑誌「ecocolo」

good design companyに併設のギャラリー(g)で開催された展覧会が大好評のうちに終わった、新進気鋭のアーティスト・吉崎恵理さん。彼女が、雑誌「ecocolo」No.18の巻頭特集でアートワークを手掛けています!

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8/20に発売されたばかりの「ecocolo」巻頭特集は『香りのイロハ』。
ここで、新作含む計7点の吉崎恵理作品をご覧頂くことができます。

ecocolo編集部Sさんが、展覧会が始まる前にお送りしたプレスリリースを見て「今回の特集のイメージにぴったり」と声をかけてくださり、実現したものです。初めてプロとしていただいた雑誌の仕事だったので、吉崎さんにとっても、それを見守るgdcスタッフにとっても、非常に嬉しく貴重な体験となりました。

外部スタッフ紹介コーナー「Contributors」にも吉崎恵理さんが載っていますので、ぜひ併せてご覧下さい。
まだ学生ながら、確かな実力を持つ吉崎恵理さん。今後の更なる活躍に、gdcスタッフも大いに期待しています。

吉崎恵理さんに関するお問い合せは
gallery@gooddesigncompany.com
までご連絡ください。

だからロケって面白い。

千葉の海に、ロケに行ってきました。
朝の澄んだ空気を狙うため、都内を出発したのは朝5時。
到着後、展望台に登り見渡すと、ほぼ360°ぐるりと広がる海。気持ちいい!

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…と思ったのも束の間。
気温はぐんぐん上がり、猛暑との闘いがスタート。
日焼け止めも空しく、みる間に赤くなる肌。汗は止まらず、暑いというよりもはや、熱い。夏ってこんなに過酷だったっけ…。
お盆まっ只中、楽しげな観光客に混じって、汗だくの一団による撮影は陽が落ちるまで続いたのでした。

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ハードなロケでしたが、帰路についたグッドデザインカンパニーのスタッフは皆満面の笑み。すごくいい写真が撮れたからです。
カメラマン・日下将樹さんのお陰でその場でどんどんアイデアが浮かび、ポラを切るたび現場には歓声が。ヘアメイクさん、スタイリストさん、モデルさん、クライアントのみなさんも一丸となって現場を作り上げて下さいました。

今回の撮影は、gdcがここ数カ月ずっと取り組んできたプロジェクトでした。10月半ばの新ブランド立ち上げに向けたロケです。
現場で、皆で一緒に創っていくと、あるときふっと魔法がかかるような瞬間があります。自分たちがつくり上げてきたものに他の方の手が加わることで、目指していた以上のものが生まれる瞬間。
この醍醐味を一度味わってしまうともう、ものづくりがやめられなくなってしまうのです…。最高の1日でした。

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そんな幸せな帰り道に、もうひとつ嬉しいことが。
首都高の料金所で、職員の方の腕に「東京スマートドライバー」の腕章を発見!皆様、ピンクのチェッカーフラッグを見かけたら、どうぞスマートドライブを!

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「東京スマートドライバー」キャンペーン、始動。

40分に1回。
何の数字か、お判りでしょうか?

答えは、首都高での事故発生率。首都高では、年間12,000件もの事故が起きているのだそうです。
しかも、その事故によって起こる渋滞は25,000km。これはなんと、東京⇔NY間の往復距離に匹敵するんだそうです!

そんな首都高の事故を減らそう!というキャンペーンが“道の日”の今日から始まりました。その名も『TOKYO SMART DRIVER(東京スマートドライバー)プロジェクト』。目印は「ピンクのチェッカーフラッグ」。グッドデザインカンパニーによるデザインです。

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キャンペーンの発起人は小山薫堂さん。全体のアートディレクションを担当する代表・水野は、昨日この記者会見に出席して来ました。

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スマートドライブを心がければ事故が減る。事故が減れば渋滞も減る。渋滞が減れば…エコにもつながる!
首都高のいくつかの料金所には、昨日から「ピンクのチェッカーフラッグ」を用いた横断幕が張られています。また、AM・FMラジオ5局(TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、TOKYO FM、J-WAVE)がプロジェクトの趣旨に賛同、リスナーに「スマートドライブ」を呼びかけていくほか、今後、様々な展開が始まる予定です。

先日、記者会見に先駆けて行われた首都高見学のバスツアーでは、ものすごい体験をさせて頂きました。これ…

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レインボーブリッジの一番高~い部分、主塔のてっぺんからの眺めです!高さは地上120m、もちろんガラス等の囲いはないので吹きっさらしの状態。こんなところに登れるようになっていたんですね…。この巨大な橋がどのような仕組みで支えられているかもお伺いし、道路というものにますます興味が湧いてしまいました。

考えてみれば、道路標識や路面の表示は、命に関わるデザイン。道路に1本白線を引くだけで、事故が激減した例もあるそうです。デザインの力で改善できる分野は、まだまだたくさんありそうです。

掲載情報、海外版。

グッドデザインカンパニーに関する掲載情報、追記。
台湾での出版物です。

1冊目は、「東京視覺設計in  80個設計關鍵詞」 。

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北野武さん、宮崎駿さん、大友克洋さん、村上隆さん、横尾忠則さん、三宅一生さん、山本耀司さん、松本大洋さん、井上雄彦さん、荒木経惟さん、深澤直人さん、原研哉さん…などなど、各分野でご活躍なさっている方々と並んで、代表の水野学も取り上げて頂きました!

2冊目は 「dA issue 08 -DESIGN 21  21 Graphic Designers.

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世界各国のデザイン集団をまとめたこの本の中で、日本代表の1つとしてgood design companyが8ページに渡り掲載されています。

いずれも海外での出版物なので、日本では入手しづらいのが残念です。もしも台湾旅行に行かれる方がいらっしゃったら、ぜひ現地の本屋さんで探してみてください!中国語なので、読むのはなかなか困難ですが…。

雑誌掲載情報。

雑誌掲載情報です。
現在発売中の『デザインノート』14号は、「進化するフォトディレクション」特集。good design company代表・水野学も12ページにわたり取り上げていただきました。更に、今年第32回木村伊兵衛賞を受賞された、写真家の本城直季さんとの対談も掲載されています。

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水野と本城さんとの出会いは4年ほど前。本城さんがまだ学生だった頃に遡ります。作品を拝見して「これは!」と思った水野がラーメンズの小林賢太郎さんのプロデュース公演「PAPER RUNNER」のポスター撮影をお願いし、その後も仕事を通じて親交が深まりました。
本城さんの初の写真集『small planet』のデザインもグッドデザインカンパニーが担当。このときは写真集発売に合わせ、(g)で写真展も開催しました。

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「ミニチュア風写真」という面白さばかりが注目されがちですが、本城さんの魅力は被写体を切り取る確かな「眼」。デザインノートに掲載されている「桜」を撮った本城さん作品は、gdcスタッフ達も大好きな一枚です。ぜひご覧下さい!


また、同じく発売中の『ブレーン』9月号には、グッドデザインカンパニーがアートディレクションを手掛けた「東京カレーラボ」が載っています。

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夏を迎え、東京カレーラボでは「夏カレー」なる新メニューが出ているそうです。gdcスタッフは残念ながらまだ行けてないのですが、知人によると「スパイシーな辛さとトッピングされたナス・ししとうが最高だった!」とのこと。早く食べに行かなければ!!

good design companyビアガーデン開店!?

ほどよく暑く、でもいい風が吹いていて。
今日は、夏らしい気持ち良さがいっぱいの夕方でした。
そこで思いつきました。
「よーし、屋上で“ビアガーデン”をやろう!」

グッドデザインカンパニーには、ウッドデッキのテラスと屋上がついています。早速、屋上に飲み物とつまみを運び、みんなで飲むことにしました。

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心地よい風。暮れていく空。 遠くから響いてくるお囃子の音(お祭りがあったようです)…。みんなでばかな話をしながら飲むお酒はおいしくて、すごーく気持ちいい時間でした。今日は早朝からロケだったので、あまりの気持ちよさに眠ってしまうスタッフも…(笑)
そして…
「夏だな~」「海行きたいな~」なんて話しているうちに「沖縄行きたいなー」になり、「とりあえずはゴハンで我慢するか!」ということで、今からみんなで丸の内にある沖縄料理屋さんに行ってきます!

代表・水野はおいしいものが大好き。スタッフもその恩恵を受け、しょっちゅうおいしいお店でごちそうしてもらっているので近頃すっかり舌が肥えてきてしまいました…。最近のヒットの一つがこの沖縄料理屋さん。何を食べても絶品!「あぁ、あの“どぅる天”と“沖縄そば”、また食いてー!」と、スタッフの一部に中毒症状まで出ていたところでした。
しかも、ボスがちらりと一言。
「秋になって仕事が落ち着いたら、今度はみんなを本当の沖縄に連れて行ってやるか~」
!!!
よーし、頑張って働いて、暑い夏を乗り切りまーす!

日本の歴史を辿ってみる。

大阪出張に行ってきました。
せっかくの大阪だというのに、代表・水野は仕事漬け。

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そこでgdcスタッフだけは、こっそり抜け出して街へ。
すると、御堂筋沿いにずらーっと、見慣れたサインを発見!

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今夏、大阪で開催される「世界陸上」。実はこの世界陸上のVI計画はグッドデザインカンパニーが担当させていただいたのです。ルックポスターなどあらゆるものを制作したので、今回の世界陸上はかなり気になっています。日本国内での開催ということは、時差を気にせずテレビで楽しめてしまうということ。チェックしなければ!期間は8月25日から9月2日までだそうです。

夕方からはようやく、「大阪」を堪能。国立文楽劇場で文楽鑑賞です。(大阪は文楽の本場なのです)
浄瑠璃界の若きホープ・豊竹咲甫大夫さんの声に圧倒され、人間国宝・竹本住大夫さんの巧みな語りにすっかり物語に引き込まれ…。今回で文楽の面白さをまたひとつ知ってしまいました。
終演後は、咲甫さん・三味線の鶴澤清馗さんご兄弟と食事兼打合せ。文楽についてまたあれこれ伺い、その奥深さに感激したのでした。

その翌日は三重県へ。
目的地は、「伊勢神宮」。

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伊勢神宮は2000年以上の歴史があるとも言われ、古くから「神宮」と言えば伊勢の神宮の事を指すそうです。鳥居も社殿も白木造り。静謐な空気に包まれていました。
それほどの歴史がありながら建造物すべてが美しさを保っているのは、天武天皇の時代から続く「式年遷宮」によるため。伊勢神宮では20年に一度、敷地を改め、社殿を建て替え、一切を一新して新宮へ遷(うつ)すのです。それをなんと1300年間以上も続けているというから驚きです。次回、一新されるのは6年後とのこと。また行かなければ!
ところで。代表・水野は目下、「古事記」にハマっています。なぜなら、伊勢神宮の内宮に祀られているのが天照大御神だから。
天照大神といえば、天岩戸に隠れてしまった神様で…と曖昧な記憶を辿るも、そもそもちゃんとした知識を持っていないことに気付き、読み始めたら、ものすごく面白かったそうです。
とりあえず我々スタッフは、『くにのはじまり』の回し読みから初めてみます!絵本ですが…。

日光金谷ホテルへ

数週間前のことになりますが、日光金谷ホテルに行ってきました。

泊まったのは、小山薫堂さんがプロデュースした「N35号室」。ベッドやソファなどの調度品からアメニティに至るまで、選び抜かれたものだけが用意された、一室だけの夢のホテルです。

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フレーバーがずらりと揃ったMARGARET JOSEFINの歯磨き粉 (「印度カリー」は本当にカレー味でした…)。バスジェルはフェラガモ。テレビをつけると音響の良さにびっくり…おぉ、これはLINNのオーディオ!
ホテル内に別のホテル(のような一室)を作ってしまうという発想は、グッドデザインカンパニーが改装を手掛ける山形・湯野浜温泉の旅館
亀や』に通じる考え方。次の改装案にあれこれと思いを巡らせたのでした。

日光金谷ホテルの開業は明治6年(1873年)。日本ホテル界の黎明期を牽引した、由緒あるホテルです。有形文化財にも登録されている木造の建物は、歴史を感じる端正な外観。
でも、なんとも「モダン」なロビーに一歩足を踏み入れたときから、 不思議な軽やかさと心地よさに包まれます。
明治時代の照明スタンドがあちこちにあったり、バーでなにげなく出された水のグラスが明治時代のバカラだったり。ここでは、価値ある骨董品が今も自然に使われています。
日本人にとってどこか懐かしいものが溶け込んだ空間だから、こんなに居心地良く感じるのだろうか?その秘密を解明したいと思いながらも、ついつい眠りの心地良さに負けてしまいました…。

mizuno notes:
未来への憧憬と、過去への愛着。
一見相反するその二つを、人間は同時に持っています。
それは、本能に擦り込まれたものなのではないか?折り合いをつけながら徐々に進化することで、種を存続させやすくしているのではないか?
そんな仮説を立ててみたことがありました。
新しいものが次々生み出される消費社会のサイクルの中で、それに反するように、古いものの良さも一層注目され始めています。
でも、「古いから良い」「新しいから良い」ではなく、『本当に良いものを見極める眼』を持ちたいと思います。
一番大切なのは『センス』。
近頃、そのことを強く感じます。(水野学)

good design company 採用情報:プロデューサー募集

グッドデザインカンパニーでは現在、プロデューサーを募集しています。

グッドデザインカンパニーは、広告、グラフィック、映像、プロダクト、店舗開発、空間演出、商品企画、ブランディング、企業コンサルティングなど、『デザイン』を通して様々なジャンルの仕事をさせていただいています。
どんな分野であっても、わたしたちが目指す目的はただひとつです。
それは
デザインの力で、「よくすること」。

プロデューサーは、実際に手を動かしてデザインをするのではなく、 各所とのやり取り、スケジュール・予算の管理などを行いながら、クリエイティブに関わっていく仕事です。

デザイン・広告が好きな人。何かを創り上げていくことが好きな人。志の高い人。怠けない人。きちんと会話ができる人。人が好きな人。
を、待っています。

■応募資格:
30歳くらいまで
■待遇:
経験・能力に応じ当社規定により優遇
英語が堪能な方、尚可
■採用人数
若干名
■応募方法:
1) 履歴書(メールアドレス、写真貼付)
2) 職務経歴書
3) 好きなヒト・モノ・コト・スポーツ
4) グッドデザインカンパニーをもっと良くする方法
以上1~4をA4サイズの用紙10枚以内にまとめてご応募下さい。
(返却不可)
■応募締切:
2007年8月31日必着
■書類送付先:
〒150-0021
渋谷区恵比寿西ー31-12 FLEG代官山2F
有限会社 グッドデザインカンパニー
採用担当宛

書類選考の上、通過者のみ 面接日をご連絡し、順次採用を決定致します。
詳細は、今月発売の「ブレーン」「広告批評」「宣伝会議」「コマーシャルフォト」「デザインノート」にも掲載されています。

大人の七夕遠足。

7月のある週末。
都内某所に停車中の観光バスに、続々と乗り込む人影が。
グッドデザインカンパニー代表・水野学。ドラフトの植原亮輔さんと柿木原政広さん。ゴスペラーズの北山陽一さん。TBSアナウンサーの木村郁美さん。フードライターの小石原はるかさん。真心ブラザーズの桜井秀俊さん。小説家の中村航さん。N35の松本ぱんこさんとオレンジのバイテンの看板娘さくらちゃん。建築家の吉村靖孝さん・真代さん夫妻。日経ラジオ社の本多麻記子さん…などなど、その数総勢20人。
浴衣姿で現れたスタイリスト伊賀大介さんが最後に笹を担いで乗り込むと、バスは梅雨空の下、一路、神奈川方面へ…。

この謎の団体は、水野が中心となって企画した「七夕バスツアー」の一行。
昨年秋に開催した「焼肉バスツアー」(甲府の有名焼肉店で美味しい焼肉を食べるためだけにバスツアーを敢行)が非常に盛り上がったため、第二回目が決定。再び様々な分野の友人達に声をかけ、今度は夏らしく、湘南エリアへの『大人のバス遠足』となったのです。
初対面同士が多かったにもかかわらず、「遠足のしおり」片手に桜井秀俊さんの生ギターに合わせて大合唱するうち、みんな旧知の仲のような盛り上がりに。

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鎌倉から海沿いの国道134号線を茅ヶ崎方面へ進む頃にはすっかり雲も晴れ、揃いの「ツアーTシャツ」を着た集団は、(周囲からは不審な眼で見られつつも)一足早い夏を思い切り満喫!

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その後は、茅ヶ崎の海の幸に舌鼓を打ちながら酒を酌み交わしました。各分野で活躍なさっている面々なので、とにかく話が面白い。最後はみんなで七夕の短冊に願いをかけ、更に、水野実家にまで遠征。(観光バスでの訪問に感激する水野母。)本当に楽しい、最高の1日となりました。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました!

遊ぶときは徹底的に遊べ!というのがgood design companyのスタイル。
今回参加させて頂いたgdcスタッフは、遠足のしおりやTシャツ作り、バスの中の余興など準備段階からすでに相当楽しんでいたのですが…実はこれが意外と仕事にも繋がることに、後から気付きました。
考えてみれば、仕事を進めていく上で最も大切といってもいいのが段取り力。遊びの企画を成功させるというのは、この能力を鍛えるのに大いに役立つのです。
大喜びで準備してたけど、どうやらまんまとボスの手の上で転がされていたのかも…!?でも、こんなに楽しいならむしろ転がされたい!次はどんな遊び企画を考えよう?と、今から盛り上がるスタッフ達なのでした。