good design companyニュースあれこれ。

今日は、グッドデザインカンパニーに関するニュースをいくつか。

まずは本日。記者発表会に出席してきました。
ベネッセコーポレーションのこども向け英語教材の新ブランド「Worldwide Kids English」のお披露目です。

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グッドデザインカンパニーは、商品のアートディレクションを担当。大塚いちおさんのイラストレーションがかわいいDVDパッケージや、並べて置くと一つの絵が出来上がるCDジャケットなどなど、あらゆるものを制作しました。おもちゃや絵本などの教材も充実、楽しみながら自然と英語が身に付くよう工夫された新しいタイプの英語教材です。
我々としては、英語学習効果と同時に、様々なデザインに触れることによってデザイナーの卵がたくさん育ってくれることにも期待したりして…。本日から予約受付開始、発売は10月からとのことです。

続いて、雑誌掲載情報。
発売されたばかりの「Casa BRUTUS」8月号では、グッドデザインカンパニー代表・水野学が数カ所に登場させていただいています。

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今回はル・コルビュジエ特集。コルビュジエといえば、現在森美術館で開催中の「ル・コルビュジエ展」のアートディレクションを担当させていただいたのがgdc。
というわけでこの特集の中では、水野おすすめのコルビュジエ本を何冊か推薦させていただきました。
また、後半の車特集では建築家の内海智行さん(ミリグラムスタジオ)と水野による車のデザインについての対談が。
さらに水野の連載「アートディレクター水野学のメシ食いに行きませんか?」では、憧れの元ラグビー日本代表監督・平尾誠二さんにご登場いただいています。
先日、この企画の次回対談で、日本を代表する彫刻家・舟越桂さんとお話しさせていただいたのですが、なんと舟越さんも元ラガーマン!意外なラグビーつながりで、対談は最初から大盛り上がりでした。舟越桂さん、ありがとうございました!!

最後に、謝辞を。
水野学が古平正義さん・平林奈緒美さん・山田英二さんと共に出版させていただいたデザインの教科書
「SCHOOL OF DESIGN」(誠文堂新光社)
が、ついに第4刷です!
ご購入くださった皆様、本当にありがとうございました!

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すっぽんと真心の熱い夜。

「新曲が…かなりいいです!!」
そんな声に誘われ、ある夜、横浜まで出向きました。

声の主は、真心ブラザーズ桜井秀俊さん。
既に数々の名曲を世に送り出している桜井さんがあえてこんな宣言をするなんて、一体どれだけすごい楽曲が完成したんだ!?
水野とgdcスタッフは、芥川賞作家・長嶋有さんと共に、桜井さんの
地元・横浜へと急ぎ向かったのでした。

新曲の前に、まずは腹ごしらえ。
とは言え、横浜在住歴の長い桜井さんが、ありきたりの場所を選ぶはずはありません。
招かれたのは、桜木町駅をいわゆる観光スポットと真逆に進んだ野毛の町。ここで、人生初のすっぽん鍋を体験!

初体験への期待と同時に、実は結構グロテスクなのでは?臭みがあったりするのでは?とやや不安があったのも事実。そんな我々に、座るなり出された「生き血」の赤がカウンターパンチをくらわせます。
しかし。
口に含んでみると…あれ…おいしい…。
続いて出された刺身も、あっさりした中に確かな旨味が。
う、美味い!
この時点で、すっぽん観は激変。こうなるともはや、プロペラ型の謎の骨すら愛おしくなってきます。(あれはどの部位の骨だったのか…?)
濃厚な旨味と、鶏だしのようなさっぱりした後味。そして、たっぷりのぷるぷるコラーゲン。初体験のすっぽん鍋は、予想を遙かに凌駕する美味しさ!シメの雑炊が来る頃には、皆すっかり夢心地でした。

更に。味を超える驚きが、その後に待ち受けていました。
「滋養強壮」パワー。
ものすごい量飲んでいるのに、悪酔いしない。
疲れが溜まっていたはずなのに、眠くもならない。

その上。
冴え切った頭で、満を持して聴かせていただいた
真心ブラザーズの新曲「きみとぼく」(詞・曲:桜井秀俊)が…
いい!!!(発売は9/12!)

俄然盛り上がった我々は、勢いに乗って桜井さん行きつけの地元バーへ。更にしこたま飲み、酔った勢いで桜井さんにギター演奏をおねだりし、真心の新曲及び名曲の数々に聴き惚れ、共に歌い、時にはエアギターで参戦しつつ熱い夜を過ごしたのでした。
あぁ。しあわせな一夜でした…。(桜井さん、ありがとうございました!リクエストしまくってすみません!)

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ジャンルは違えど、その仕事ぶりを心から尊敬できる友人と出逢えるのは本当に嬉しいことです。
ライブ時、MCでは力の抜けたトークで観客を沸かせておきながら、いざ演奏スイッチが入ると一転、突き刺さる音でギターを泣かす桜井さん。かっこよすぎます。
あの余裕は、「拝啓、ジョン・レノン」や「サマーヌード」など、数々の不朽の名作を生み出してきたバンド故の自信なのか、あるいは、日々重ねている努力によるものなのか…。

同席していた長嶋有さんも、大好きな友人の1人。“芥川賞”に“大江健三郎賞”と文学界の権威ある賞を数々受賞し、映画化された「サイドカーに犬」も好調!無敵のキャリアを築いていながら、ご本人は至って穏やか。ついツッコミを入れたくなってしまう愛すべきキャラだからこそ、なんでも手伝わせて!と言いたくなってしまいます。

“利害関係がないのが真の友情”、なんてことをよく耳にしますが、果たしてそれだけが真実なのかと疑問。
なぜなら真剣に仕事に臨んでいる人ほど、「人生の意味」と「仕事」は同じ土俵にあるものだからです。
「君の仕事ぶりはすばらしい!ぜひ仕事を頼みたい」
「あなたの作品は最高だ!もちろん喜んで!」
そんな風に互いの仕事を尊敬し合い協力し合える相手と、深い友情も同時に築くことができるなら、それが最高だなあと思うのです。
ましてやクリエイター同士なら、互いのセンスと能力に惹かれ合ってこそ、関係は深まっていくのかもしれません。

“声を掛けてもらえる自分”でいるよう頑張らねば!
すでに白みかけた空を眺めながら、気持ちを新たにしつつ帰路についたのでした。

(g)吉崎恵理展、明日最終日です。

グッドデザインカンパニーに併設のギャラリー(g)で開催中の
吉崎恵理 自由絵画展 ーやわらかい声ー』、
明日 7/5(木)が最終日となります。

吉崎恵理さんの作品の人気は相変わらずすごい勢い。
グッドデザインカンパニーと吉崎作品のコラボ企画である
架空の装幀本「やわらかい声」(中は真っ白いノート)は、
週末の時点ですでに完売してしまいました。狙っていた方、申し訳ありません…!

天気予報によれば、明日は久しぶりに晴れだとか。残り1日ですが、ぜひ多くの方に、新進気鋭のアーティスト・吉崎恵理の世界を体験して頂けると嬉しいです。

富山の皆さん、ありがとうございました!

グッドデザインカンパニーに併設のギャラリー(g)では、現在
吉崎恵理 自由絵画展 ーやわらかい声ー』を開催中です。
会期は来週7/5(木)までなので、土日はこの1回のみ!このgdc notesにも何度か載せていますが(6/186/25)、本当に素晴らしい作品ばかりです。そして引き続き、作品も「本」も購入希望者が続出!
大好評の吉崎恵理展、ぜひ多くの方に足を運んで頂けると幸いです。

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ところで。先日、富山に行ってきました!
gdc代表・水野学が、「富山ADC2007」の審査会に審査員として招かれたのです。

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「富山のデザインレベルはとても高く、各地方が富山をお手本にしているらしい」。そんな話は以前から耳にしていましたが、富山がこんなに熱いとは…。当然、丸一日かけて行われた審査会は、とても白熱したものになりました。
そして表彰式には、北陸で別の仕事があったgdcスタッフも合流させて頂きました!審査員の松永真さん、水野とプライベートでも大の仲良しの植原亮輔さん(DRAFT/D-BROS)と共に記念撮影!

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その後は富山の皆さんとお酒を酌み交わしながら、明け方までデザイン話に花が咲いたのでした。熱い刺激を下さった富山の皆さん、本当にありがとうございました。われわれ東京勢も、がんばります!

開催前から大評判です!(g)吉崎恵理展

本日、グッドデザインカンパニーに併設のギャラリー(g)で
吉崎恵理 自由絵画展 ーやわらかい声ー
のオープニングパーティーが行われました。

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この展覧会。
(g)の様々な記録を塗り替えています。

まず、作品がすでに売れまくっています。展覧会のスタートは明日だと言うのに。初日を待たずしてなんと半分近くに購入予約が入ってしまっているという、驚きの事態です。
(g)はgdcのいわば玄関。お客様には必ずこのギャラリーを通って中に入っていただく構造になっているため、開催前から多くの方が吉崎さんの絵をご覧になり感嘆の声をあげていらっしゃいました。その中に、「今日のオープニング前に買わないとなくなってしまう!」と大急ぎで購入を決めたお客様が何人もいらっしゃったという訳です。

更に、プレスリリースを各所にお送りしただけで、吉崎さんへ仕事を依頼したいというご連絡を何件もいただきました。吉崎さんはまだ学生なので、今のところ、窓口は(g)が担当させていただいています。作品が世に出て行く機会を得たことは、私たちにとっても本当に嬉しいことです。

この展覧会では、アーティストと(g)のコラボレーションも実現しました。グッドデザインカンパニーが吉崎恵理さんの作品をもとに『やわらかい声』という“架空の本”の装幀を手掛けています。

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この“本”、実は中身は真っ白。ノートとしてご使用いただけます。こうやってモノの形になると、作品の持つ力を一層感じられるから不思議です。数種類制作し、販売も行っていますが、すべて一点物ですのでご希望の方はお早めにどうぞ!

ちなみに、明後日は彼女の21歳の誕生日。オープニングパーティーではサプライズで誕生日ケーキを用意し、お祝いさせていただきました!
この若さにしてすでに大物の予感を感じさせるアーティスト・吉崎恵理さん。会場には20点の作品がありますが、gdc代表・水野が学園祭で一目惚れした作品(6/18のnotesをご参照ください!)が、なんと吉崎さんの“処女作”とのこと。 わずか1年足らずの間に吉崎さんの才能がどんどん開花していく様を、きっと感じていただけるはずです。
『吉崎恵理展』、明日から7/5(木)までの開催です。

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吉崎恵理 自由絵画展 ーやわらかい声ー
2007年6/26(火)~7/5(木) (g)にて
開館時間:12:00~19:00 月曜休廊
http://www.gooddesigncompany.com/g.html

グッドデザインカンパニーに、カメラ潜入!

代表・水野の手元を狙う1台のカメラ…。

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先日行われた、とある番組のロケ風景です。

その番組とは、フジテレビで毎週金曜日 深夜25:05から放送中の『エコラボ ~もったいない博士の異常な愛情』。
身の回りに転がっている様々な“もったいない”を自由なアイデアで解決に導こう!というこの番組に、今週(6/29深夜)、gdc代表・水野学が出演させていただくことになったのです。(関東地区のみの放送)
今回与えられた課題は「教科書」。確かに、1年間使ったらあとは捨てられてしまうなんて、もったいない。でも、その解消法って難しい!水野と共に、gdcスタッフみんなであれこれアイデアを出し考えてみたのですが、果たして結果は…?無事番組のお役に立てたか、ドキドキしながらOAを待つ我々なのでした。

取り組むにあたり、教科書をたくさん買い集めてみました。
最近の教科書ってスゴイ。カラーページが豊富な上、切り取り式のシートが付いていたり、英単語帳が付いていたり。様々な工夫が施されているのです。少しでも楽しく勉強できるように…、という制作者の方々の思いが伝わってきます。
でも、学生の頃はそのありがたみに気付きませんでした。
「あの頃もっと勉強しておけばよかったなあ…」。
大人になってからそんな風に思った人は多いはず。
ちなみに、先日gdcに打合せに来て下さった小説家の石田衣良さんに、著作を読んでいかに感動したかを熱く語っていた読書家の水野も、「教科書」だけはあまり開かない学生だったようです…。

もしかしたら「勉強」って、大人になってからの方が楽しめるのかも?まずは買い集めた教科書を読み直すところから始めてみるか…。

満席御礼!ありがとうございます。

先日。とある行列に並ばされる羽目になりました。
でもこれ、すごーく嬉しい行列でした!

場所は、東京都港区赤坂。
表通りから1本入った路地にある、真っ白い壁。

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暑い陽射しが照りつける中、この壁の前で待つこと20分。
中は…

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実はここは、グッドデザインカンパニーが内装のディレクションをした和食屋さん『阿部』。昨年7月にオープンしました。

経営は、同じくgdcが改装のプロデュースをさせていただいた、山形の温泉旅館「亀や」さん。ですから、季節ごとに山形の旬の味が直送されて来ます。見たこともないような大きな牡蠣。香り豊かなだだちゃまめ…。新鮮素材を使った『正しい日本の食事』を東京にいながらにしていただけてしまう、貴重なお店なのです。

友人とふらりとランチに立ち寄ったところ、12時をわずかにまわったばかりだというのに、もう全て満席。お店の前には行列が出来ていました。
内装だけでなく、お店の調度品から器に至るまで、徹底的に関わらせていただいたお店です。そこにたくさんのお客様が来てくださっている様子を目の当たりにし、改めて大感動。
そうか、最近はランチがこんなに混むようになったんだ!どんなお客様が来てくださっているんだろう…。
中に入ってからも、他のお客様の反応が気になって仕方ありません。お店の経営者でもないのに…(笑)

グッドデザインカンパニーが目指すのは、デザインの力で『よくすること』。どんなにかっこいい広告を作っても、かっこいいお店が完成しても、よい結果を生み出せなければただの自己満足に過ぎません。
だからこそ、こんな風にお客様で混み合う様子に出会えると、本当に嬉しくなります。

ちなみに「阿部」は、現在発売中の「BRUTUS」食のトレンド特集でも取り上げていただきました。(P.96) 夜のコースも大充実していておすすめ。是非多くの方に足を運んでいただけたら嬉しいです。

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もしも、「すみません、今日は満席です」と言われてニヤ~ッとした挙動不審な人物を見かけたら…
それはきっと、gdcスタッフです。

赤坂「阿部」
TEL: 03-3568-2350
東京都港区赤坂2-22-11 メイプルアーベント赤坂1階
http://www.kameya-net.com/akasaka-abe/
昼11:30~14:30(14時ラストオーダー)
夜18:00~23:00(22時ラストオーダー)
土日祝祭日 休み

天才発掘か!?

実況中継でお送りします。
いま現在、グッドデザインカンパニー代表・水野学が叫んでいます。
「やばい、やっぱり奴は天才かもしれない!」

その人物とは、吉崎恵理さん。
6/26(火)から、グッドデザインカンパニーに併設のギャラリー(g)で開催される展覧会、
『吉崎恵理 自由絵画展 ーやわらかい声ー』
の作者です。

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吉崎さんは、桑沢デザイン研究所に通う現役の学生さん。昨年、水野が桑沢デザイン研究所の学園祭に審査員として招かれた際に作品を拝見し、その場で一目惚れ。「ぜひ作品を買いたい」と申し出たという逸材です。

その後も、作品を見せていただく度に、われわれスタッフは大感激。本当に素晴らしい作品ばかりなのです。 今日は、展覧会に向け最新作を持って来てくださったのですが、これがまたどれも想像を上回る素晴らしさ。そんな訳で、冒頭の水野の叫びに至ったのでした。

ご本人は、ふわふわしたなんともかわいらしい方なのですが、作品は実に本格的。
開催期間は10日間と短めですが、「吉崎恵理展」、是非多くの方に足を運んでくださることを願います。損はさせません。
詳細は、(g)ページの「次回の展覧会」をご覧ください!

http://www.gooddesigncompany.com/g.html

初夏の京都へ…

少し前のことになりますが、仕事で京都に行ってきました。
お寺が多い京都には、緑もいっぱい。新緑の間からまぶしい木漏れ日が溢れる初夏の京都は、桜とも紅葉ともまるで違う風景。しかも渓谷の清流沿いでは、夜、源氏ボタルが飛び交う幻想的な様子と遭遇。新たな京都の魅力を発見しました。

旅館の晩御飯には、

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鮎が。もうそんな季節なんですね…。

創業300余年という老舗のこの旅館。
料理が素晴らしい。
その味に負けないくらい、ひとつひとつの器も素晴らしい。
その上、設計の一部は、gdc代表・水野が大好きな建築家、吉村順三さんの手によるもの。
宿の「書斎」には吉村順三さん関連の豊富な蔵書が収まり、泊まりながらにして大好きな建築、そして美しい器を勉強できてしまうのです。更に、ホスピタリティ溢れる細やか且つ絶妙な距離感のサービス。宿として、一分の隙もない完璧さです。そんな訳で水野は、京都に行くとつい足が向いてしまうのだそうです。

今回は、なんとか時間を捻出して骨董屋さんにも出向いてみました。
北大路魯山人や河井寛次郎などの素晴らしい作品の数々を前に、思わずため息。本当にかっこいい。でも、いいなあと思うものほど…高い!
器もデザインも、数学のように明快な「正解」はありません。しかし、“本当にいいもの”は、やはり多くの人を無条件に唸らせるだけの力を持っているのですよね…。不思議です。

mizuno note:
日本には四季がある。このことが、日本のデザインに大きな影響を与えているのではないかと常々感じています。季節の移り変わりに応じて、料理も器も掛け軸も変えていく。そんな文化の中では、よりよいものを目指し柔軟に変化していくことが普通なのだと思います。
デザインの感性を磨くためにも、旬には敏感でいたいと思います。(水野学)

売店!? いえいえ、「会社の受付」です!

神谷町駅から東京タワー方面に向かって歩くこと数分。オランダヒルズの隣にあるビルの入り口に、なにやら奇妙なものが。

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オレンジの “バイテン”…?

!!!

そうです。「MacPower」愛読者の中には、ピンと来た方もいらっしゃるかも?実はこれ、「オレンジ・アンド・パートナーズ」という会社の“受付”の看板なのです。

中を覗くと…

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この会社のボスである小山薫堂さん、“看板娘”の桜本さん、N35の松本ぱんこさんが、「どう見てもパン屋さん」な空間の中にさわやかな笑顔で…。

「受付嬢がただ座っているだけの会社受付なんてもったいない。 だったら受付を売店にしてしまおう!」という冗談のような発想から始まったこの『オレンジのバイテン』。(詳しくは『MacPower』6月号の水野の連載「かもね技研」をご覧ください!)しかし、置いてある商品はどれも超ハイレベル。決して、片手間でやっている売店ではないのです。

中でも絶品なのが、「百年カレーパイ」。カレーとくればパンが定番ですが、カレー+パイのハーモニーは想像以上に美味…いやむしろ、カレーにはパイだろう!と認識を新たにしてしまうはず。水野は「そうか、確かにインドカレーのナンもバターたっぷりだよな、ということはカレーとバターは合うってことか…」などと美味しさの秘密と対峙しつつも夢中でいただき、しっかり次の打合せへのお土産まで買い込んでいたのでした…。本当にごちそうさまでした!打合せにお伺いするときの楽しみが、ひとつ増えました。

ちなみに、この「オレンジ・アンド・パートナーズ」と「オレンジのバイテン」のロゴは、グッドデザインカンパニーが制作させて頂きました。自分の手を離れたロゴが、こんなかわいい空間でのびのび楽しそうにしているのは、うれしいものです。やはり、実際の現場に置かれてこそデザインは真価を発揮するのです!すでに多くのファンを獲得しているという“バイテン”と共に、長く愛されるロゴになりますように…。